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Reprise Wea の作品をテキストで紹介

Both Sides Now
ジョニ・ミッチェルは長い間ジャズの世界に手を出していたが、チャールズ・ミンガスやジャコ・パストリアス、ウェイン・ショーターのような人々と同盟を作り、フュージョンの要素も合体させて、より大胆なレコーディングをするようになった。
しかし、『Both Sides Now』(邦題『ある愛の考察~青春の光と影』)は、実験的な『ミンガス』(原題『Mingus』)や『夏草の誘い』(原題『The Hissing of Summer Lawns』)などとは違った角度からジャズに向かっている。ここで歌手ジョニ・ミッチェルは、ネルソン・リドルやゴードン・ジェンキンスによるみずみずしいポップ・アレンジの助けを借りて、ときには威厳からきまじめにと道をそれながらも、「At Last」(邦題「アット・ラスト」)や「Sometimes I’m Happy」(邦題「サムタイムス・アイム・ハッピー」)、「Stormy Weather」(邦題「ストーミー・ウェザー」)などのスモーキーなスタンダード・ナンバーに取り組んでいる。ここで焦点が当てられているのは、ヴォーカリストとしてのミッチェルで、彼女は音楽と真剣に向き合う姿勢を見せている。彼女にはこのテーマに取り組むだけの力と才覚があるが、ときにはそれらの輝かしい由緒正しさに怖気づいているようにも見える。ここには、ミッチェル自身の曲も2曲収められている。「A Case of You」(邦題「ア・ケース・オブ・ユー」)とタイトル曲の「Both Sides Now」(邦題「青春の光と影」)だ。結果はよくもあり悪くもある。前者は新しい重みを獲得しているが、後者はこのような成熟した作品の中では青くさく感じられるのだ。結局のところ、『Both Sides Now』はミッチェルからクラシック・ポップへの恋文と言ったほうがいい。だが彼女は、自分自身の試金石となるものをもっと作れる、そして作るべきなのである。(Steven Stolder, Amazon/com)


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