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Music Original Jazz Classics 
Original Jazz Classics
Waltz for Debby I Will Say Goodbye Art Pepper Meets the Rhythm Section Youre Gonna Hear from Me The Solo Sessions, Vol. 1
The Tokyo Concert Portrait in Jazz Quintessence Northsea Nights Virtuoso No. 3

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Original Jazz Classics の作品をテキストで紹介

Art Pepper Meets the Rhythm Section
   あまりジャズに親しみのない人は、白人ジャズ、黒人ジャズという言い方に、差別的なニュアンスを感じるかもしれない。
しかしそれは誤解で、現実に演奏する人種により出てくるサウンドに顕著な違いがあることから、慣習的に行われている区別なのだ。    アート・ペッパーは、代表的な白人アルト奏者である。しかし、単に白人的な薄口で淡白なサウンドではなく、黒人ジャズにも通じる粘りのある表現ができる、優れた演奏者なのだ。そのペッパーが、全員黒人であるマイルス・デイヴィスのサイドマンたちと共演したのが、このアルバムである。当代一流のメンバーたちを相手に、臨時編成のバンドとは思えない、完成された演奏を見せている。    また、このアルバムは録音が優れているところから、オーディオファンが必ず持っていることでも有名だ。(後藤雅洋)


Portrait in Jazz
   マイルス・ディヴィスは59年の『カインド・オブ・ブルー』で、新しいアドリブ法「モード」を完成させた。
参加したビル・エヴァンスの貢献度は絶大だが、エヴァンス自身もヒントをつかむ。同年末、スコット・ラファロ(B)、ポール・モチアン(Dr)というメンバーで結成されたビル・エヴァンス・トリオは、この方法を自らのトリオで実践する。演目は以前より演奏するスタンダードナンバーだが、アプローチにモードを応用してみる。簡単に言うと、メロディが乗って進行していくコード進行というものを大きくとらえ、アドリブの可能性を広げるということ。    必ずしもリズムを刻まないベース&ドラムスは、ピアノとともに音楽を引っ張っていく。それまでのピアノと、それを伴奏するベース&ドラムではなく、三者対等にジャズを演奏していくことでスリリングなジャズが誕生した。その記念すべきアルバムは、以上の能書きなど知らなくても楽しめる、人気ピアニストの人気盤でもある。(高木宏真)


Waltz for Debby
   スコット・ラファロ(B)とポール・モチアン(Dr)を擁するビル・エヴァンス・トリオは、ライヴ活動を通じて互いの音楽的信頼感を高めてきた。
結成後1年半たった61年6月25日、ニューヨークの名門ジャズクラブ「ヴィレッジ・ヴァンガード」に出演し、歴史的ライヴ録音を行った。    スタジオ録音にはないスリリングな名演となったが、この10日後スコット・ラファロが他界。本トリオの正式なライヴ録音は、ラファロ追悼盤の『サンディ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード』と本盤のみ。それでも本盤が、すべてのジャズアルバムのなかで、ソニー・ロリンズの『サキソフォン・コロッサス』と並んで最高の人気盤であるのは、内容がすばらしいからである。    オープニングのバラード<1>は果てしなく美しい。タイトル曲<2>は、エヴァンスの兄娘デビイのために書かれたワルツだ。生涯を通じて何度も演奏される曲だが、ここでの演奏が最高。(高木宏真)


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