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ブエナ・ビスタ・ホームエンターテイメント の作品をテキストで紹介
天空の城ラピュタ [DVD]
空から少女が落ちてくる―! 少年パズーがその少女を助けたことで物語は幕を開ける。
少女の名はシータ。空の海賊一味となぞの黒眼鏡の男達に追われていた。シータが持っていた「飛行石」の神秘的な輝きに導かれ、2人はやがて、天に浮かぶ伝説の城「ラピュタ」に足を踏み入れることになる…。 <p> 『未来少年コナン』や『ルパン3世カリオストロの城』など、「マンガ映画」と形容するにふさわしい、いきいきとした作品を手がけてきた宮崎駿が、またしてもその天性を発揮したのがこの作品。彼の作品にしばしば登場する「空を飛ぶ」というモチーフを物語の中心に据え、昔ながらの胸躍る冒険活劇に仕立てあげた。まっすぐで行動力あふれる少年、可憐(かれん)でしんの強い少女、一見怖そうだが愛すべき悪党たち、など宮崎アニメでおなじみの要素がほかにも盛りだくさんの娯楽作品だ。(安川正吾)
風の谷のナウシカ [DVD]
腐海(ふかい)と呼ばれる毒の森とそこに棲む蟲(むし)たちに支配された世界。
辺境の王国・風の谷には、自然を愛で、蟲とすら心を通わせる少女ナウシカがいた。腐海を焼き蟲を滅ぼそうとする大国の争いに巻き込まれながらもナウシカは、人を愛するのと同様に蟲たちをも愛そうとする…。 アニメ誌に連載していた自らの漫画を原作に、宮崎駿が監督を務めた劇場用長編アニメ。母の優しさと獣の荒々しさを兼ね備えたヒロイン、おぞましくもどこかしら哀しさを感じさせる蟲という存在、あるときは風に乗りあるときは雲を割いて空を駆ける飛行機械など、それまでの宮崎作品の集大成にしてその後の原点と呼べるような1本だ。音楽を久石譲が手がけて「宮崎×久石」の黄金コンビが生まれるきっかけともなったが、そのテーマ曲も美しいことこの上ない。 巨大な王蟲(オーム)の群れが暴走するクライマックス、そしてナウシカの純粋な魂が胸を締めつけるラストシーンは圧巻。日本のアニメ史上にさん然たる金字塔をうちたてた作品である。(安川正吾)
耳をすませば [DVD]
雫は中学3年生。
両親と大学生の姉とともに東京近郊の団地に住む、ごく普通の読書好きの女の子だ。そんな雫が親しくなった同級生の少年は、中学を卒業したらすぐに、バイオリン職人になるためにイタリアに渡ると言う。進路について深く考えていなかった自分に気づいた雫が、自分のやりたいこととして選んだのは…。 <p> 脚本とプロデュースを宮崎駿、監督は数々のジブリ作品でキャラクターデザインや作画監督を務めた近藤喜文が担当。思春期の迷いや焦り、そして出会いがもたらす成長を、変わりゆく季節の様子とともにみずみずしく描き上げた。 <p> 特筆すべきは、背景の描き込みの細やかさ。団地の階段や学校の廊下、街なかの看板に至るまでリアルに、しかし温かみを持って描写され、これが「特別な人の物語」ではないことを示しているようだ。これから巣立ち、自分の道を歩む人たちにふさわしい歌として原曲を大胆に翻案したテーマソング「カントリーロード」も印象的。見終わるころにはコンクリートでできた街並みに不思議な郷愁を覚える、そんな秀作である。(安川正吾)
となりのトトロ [DVD]
小学6年生のサツキと4歳の妹メイが引っ越してきたおんぼろな家の隣には、遠く見上げるほどに大きなクスノキの森があった。
やがて2人はその森の主である「へんないきもの」トトロと出会い、胸躍る体験をすることになる…。 <p> かつてはこんなにも豊かだった日本の自然と、それに畏敬の念をもちながら暮らす生き方のすがすがしさ。そんなテーマを夢あふれる作品に仕立てたのが、この『となりのトトロ』だ。『ルパン3世カリオストロの城』『風の谷のナウシカ』などを手がけ、アニメファンの間ではすでにカリスマとなっていた宮崎駿監督の存在を一般に知らしめた作品でもある。 <p> 他人への優しさを忘れない人々、両親の言葉ひとつひとつに込められた愛情、何げない日常の1コマがドキドキするものに変わるその瞬間。どの場面を見てもみずみずしく、そして懐かしい。トトロの姿に子どもは目を輝かせ、大人は心が洗われる、まさに世代を超える名作と言えるだろう。(安川正吾)
紅の豚 [DVD]
1920年代のイタリア、アドリア海には空賊相手の賞金稼ぎをしている豚がいた。
「飛ばねぇ豚はただの豚だ」とのたまう彼の名はポルコ・ロッソ。紅の翼の飛行艇を乗りこなすこの豚の活躍を小気味よく描いた航空活劇である。 『となりのトトロ』などを手がけた宮崎駿監督作品だが、一連の宮崎作品に比べるとカジュアルで軽快な出来に仕上がっているのが特徴。中年男(いや、豚)が主人公というのもめずらしい。歌手の加藤登紀子が主題歌のみならず声優として参加したことでも話題になった。 荒々しくもいとおしい飛行艇乗りたちの姿や、クライマックスの空上の対決シーンなど世代を越えて楽しめることは間違いないが、豚なのに、いや豚だからこそ自由に生きるポルコを見れば、「飛ぶこと」を忘れてしまった大人ほど感じるところは多いかもしれない。(安川正吾)
空から少女が落ちてくる―! 少年パズーがその少女を助けたことで物語は幕を開ける。
少女の名はシータ。空の海賊一味となぞの黒眼鏡の男達に追われていた。シータが持っていた「飛行石」の神秘的な輝きに導かれ、2人はやがて、天に浮かぶ伝説の城「ラピュタ」に足を踏み入れることになる…。 <p> 『未来少年コナン』や『ルパン3世カリオストロの城』など、「マンガ映画」と形容するにふさわしい、いきいきとした作品を手がけてきた宮崎駿が、またしてもその天性を発揮したのがこの作品。彼の作品にしばしば登場する「空を飛ぶ」というモチーフを物語の中心に据え、昔ながらの胸躍る冒険活劇に仕立てあげた。まっすぐで行動力あふれる少年、可憐(かれん)でしんの強い少女、一見怖そうだが愛すべき悪党たち、など宮崎アニメでおなじみの要素がほかにも盛りだくさんの娯楽作品だ。(安川正吾)
風の谷のナウシカ [DVD]
腐海(ふかい)と呼ばれる毒の森とそこに棲む蟲(むし)たちに支配された世界。
辺境の王国・風の谷には、自然を愛で、蟲とすら心を通わせる少女ナウシカがいた。腐海を焼き蟲を滅ぼそうとする大国の争いに巻き込まれながらもナウシカは、人を愛するのと同様に蟲たちをも愛そうとする…。 アニメ誌に連載していた自らの漫画を原作に、宮崎駿が監督を務めた劇場用長編アニメ。母の優しさと獣の荒々しさを兼ね備えたヒロイン、おぞましくもどこかしら哀しさを感じさせる蟲という存在、あるときは風に乗りあるときは雲を割いて空を駆ける飛行機械など、それまでの宮崎作品の集大成にしてその後の原点と呼べるような1本だ。音楽を久石譲が手がけて「宮崎×久石」の黄金コンビが生まれるきっかけともなったが、そのテーマ曲も美しいことこの上ない。 巨大な王蟲(オーム)の群れが暴走するクライマックス、そしてナウシカの純粋な魂が胸を締めつけるラストシーンは圧巻。日本のアニメ史上にさん然たる金字塔をうちたてた作品である。(安川正吾)
耳をすませば [DVD]
雫は中学3年生。
両親と大学生の姉とともに東京近郊の団地に住む、ごく普通の読書好きの女の子だ。そんな雫が親しくなった同級生の少年は、中学を卒業したらすぐに、バイオリン職人になるためにイタリアに渡ると言う。進路について深く考えていなかった自分に気づいた雫が、自分のやりたいこととして選んだのは…。 <p> 脚本とプロデュースを宮崎駿、監督は数々のジブリ作品でキャラクターデザインや作画監督を務めた近藤喜文が担当。思春期の迷いや焦り、そして出会いがもたらす成長を、変わりゆく季節の様子とともにみずみずしく描き上げた。 <p> 特筆すべきは、背景の描き込みの細やかさ。団地の階段や学校の廊下、街なかの看板に至るまでリアルに、しかし温かみを持って描写され、これが「特別な人の物語」ではないことを示しているようだ。これから巣立ち、自分の道を歩む人たちにふさわしい歌として原曲を大胆に翻案したテーマソング「カントリーロード」も印象的。見終わるころにはコンクリートでできた街並みに不思議な郷愁を覚える、そんな秀作である。(安川正吾)
となりのトトロ [DVD]
小学6年生のサツキと4歳の妹メイが引っ越してきたおんぼろな家の隣には、遠く見上げるほどに大きなクスノキの森があった。
やがて2人はその森の主である「へんないきもの」トトロと出会い、胸躍る体験をすることになる…。 <p> かつてはこんなにも豊かだった日本の自然と、それに畏敬の念をもちながら暮らす生き方のすがすがしさ。そんなテーマを夢あふれる作品に仕立てたのが、この『となりのトトロ』だ。『ルパン3世カリオストロの城』『風の谷のナウシカ』などを手がけ、アニメファンの間ではすでにカリスマとなっていた宮崎駿監督の存在を一般に知らしめた作品でもある。 <p> 他人への優しさを忘れない人々、両親の言葉ひとつひとつに込められた愛情、何げない日常の1コマがドキドキするものに変わるその瞬間。どの場面を見てもみずみずしく、そして懐かしい。トトロの姿に子どもは目を輝かせ、大人は心が洗われる、まさに世代を超える名作と言えるだろう。(安川正吾)
紅の豚 [DVD]
1920年代のイタリア、アドリア海には空賊相手の賞金稼ぎをしている豚がいた。
「飛ばねぇ豚はただの豚だ」とのたまう彼の名はポルコ・ロッソ。紅の翼の飛行艇を乗りこなすこの豚の活躍を小気味よく描いた航空活劇である。 『となりのトトロ』などを手がけた宮崎駿監督作品だが、一連の宮崎作品に比べるとカジュアルで軽快な出来に仕上がっているのが特徴。中年男(いや、豚)が主人公というのもめずらしい。歌手の加藤登紀子が主題歌のみならず声優として参加したことでも話題になった。 荒々しくもいとおしい飛行艇乗りたちの姿や、クライマックスの空上の対決シーンなど世代を越えて楽しめることは間違いないが、豚なのに、いや豚だからこそ自由に生きるポルコを見れば、「飛ぶこと」を忘れてしまった大人ほど感じるところは多いかもしれない。(安川正吾)
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